2016年4月22日金曜日

きょう第1回口頭弁論

入廷する植村さん(中央)と弁護団=4月22日午後3時、札幌地裁で


第1回口頭弁論は午後3時半に開廷した。
訴状、答弁書などのやりとりの後、原告植村、被告櫻井の両氏が意見陳述。冒頭から両当事者の主張がぶつかり、この裁判の論点を浮かび上がらせた。
植村氏は、櫻井氏が産経新聞に書いた1面コラムを挙げ、事実でないことで組み立てた、と指摘。櫻井氏が繰り返す「ねつ造」攻撃が、娘への殺人予告、大学への脅迫を導いたと強調した。
櫻井氏は、これまでさまざまなメディアで述べてきた論点を繰り返すとともに、「言論人であれば、いかなる批判にも自ら反論すべきであり、裁判に訴えることではない」と主張した。
原告弁護団は107人。うち29人が出廷した。57の傍聴席を求め198人が抽選のために長い列を作った。

<詳報は23日に掲載します>