2019年5月4日土曜日

5.10弁論に注目!

結審後に再開、中断など異例の事態が続いていた植村裁判東京訴訟(被告西岡力氏、文藝春秋)の口頭弁論が5月10日(金)に開かれます。


東京訴訟第16回口頭弁論

5月10日(金)午後3時開廷

東京地裁706号法廷

この日の弁論で再結審し、判決期日が改めて指定されるものとみられます。
この裁判は昨年11月にいったん結審し今年3月に判決が出る予定でしたが、裁判所が今年2月に弁論を再開し、被告側に新証拠の提出を要求しました。そのため、植村弁護団は公正な審理手続きと裁判長らの交代を求めて裁判官忌避を申し立て、審理は中断していました。
この間に原克也裁判長ら2人は東京高裁や鹿児島地裁に異動しましたが、この裁判については交代せずに継続して担当するという異例の措置がとられています。

706号法廷はこれまでのような傍聴席が約100席ある大法廷ではなく、席数がその半分くらいしかない7階の法廷です。午後2時40分締め切りで傍聴券が交付され、希望者多数の場合は抽選となります。傍聴希望の方は早めにお集まりください。


報告集会

同日午後5時開会

参議院議員会館101会議室

▽弁護団からの報告(東京弁護団から=裁判官忌避と弁論再開までの経過と問題点について、札幌弁護団から=4月に始まった控訴審の主な論点などについて)
▽徃住嘉文氏の報告(札幌控訴審に提出された櫻井よしこ氏に関する新証拠について)
▽植村隆氏の報告と決意表明
があります。午後6時30分閉会予定。

◆主催:植村訴訟東京支援チーム
◆共催:新聞労連/メディア総合研究所/日本ジャーナリスト会議(JCJ