2018年6月7日木曜日

挺対協代表が札幌に

6月12日夜、集会で講演

「挺対協が目指してきたこと、これから目指すこと」

韓国から挺対協の代表が札幌にやって来て、6月12日(火)夜に講演をします。
挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)は、1990年に結成されて以来、日本軍「慰安婦」問題を世に問い、国際的な支援連帯運動をリードしてきた団体です。挺対協が果たしたもっとも大きな役割は、被害女性の名乗り出を促し、じっさいに受けた被害体験を語ることによって日本軍による人権侵害とその苦痛の大きさを明らかにしたことです。
植村隆さんが1991年8月に朝日新聞で初めて報じた被害女性は、挺対協の聞き取り調査に応じて名乗り出た金学順さんでした。植村さんは挺対協の事務所で聞き取り調査の録音テープを聞き、挺対協代表だった元梨花女子大教授・尹貞玉さんの取材などをもとに、記事を書きました。その記事が、20年以上も経って、「捏造」だと攻撃されたのでした。ですから、挺対協は、「慰安婦」問題にかかわる植村さんと私たちにとって、原点ともいうべき存在です。
講演をする尹美香(ユンミヒャン)さんは、挺対協の現在の常任代表。「挺対協が目指してきたこと、これから目指すこと」をテーマに、これまでの挺対協の歩みと、被害者の思いを継承することの意味、私たちが共有する課題、などを語ります。
◆日時 6月12日(火)18時30分~20時30分 (開場18時)
◆会場 かでる2・7 研修室710 (札幌市中央区北2条西7丁目)
◆参加費 500円
※主催 日本軍「慰安婦」問題の解決をめざす北海道の会
※問い合わせ 011-711-1910(ギャラりー茶門、12~17時)