2021年3月12日金曜日

植村裁判すべて終結

東京訴訟の上告棄却決定により、植村氏敗訴が札幌訴訟とともに確定し、植村裁判はすべて終結しました。

新聞・通信社の電子版が報じた記事を以下に引用します。

(引用はじめ)

■ 朝日新聞デジタル

慰安婦報道訴訟、元朝日記者の敗訴確定 最高裁 

https://www.asahi.com/articles/ASP3D63DVP3DUTIL02X.html

韓国人元慰安婦の証言を書いた1991年の朝日新聞記事を「捏造」と記述され名誉を傷つけられたとして、元朝日新聞記者で「週刊金曜日」発行人兼社長・植村隆氏が、西岡力・麗沢大客員教授と「週刊文春」発行元の文芸春秋に賠償などを求めた裁判で、最高裁第一小法廷(小池裕(ひろし)裁判長)は植村氏の上告を退けた。名誉毀損の成立を否定した一、二審判決が確定した。11日付の決定。

東京地裁は、日本軍や政府による女子挺身(ていしん)隊の動員と人身売買を混同した同記事を意図的な「捏造」と評した西岡氏らの指摘について、重要な部分は真実だと認定。東京高裁は指摘にも不正確な部分があると認めつつ、真実相当性があるとして結論は支持していた。(阿部峻介)

■北海道新聞電子版

元朝日記者敗訴確定 慰安婦報道訴訟 上告棄却

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/521025/

朝日新聞元記者の植村隆氏(62)が、自身の従軍慰安婦関連の記事について「捏造」と批判され名誉を傷つけられたとして、麗沢大の西岡力客員教授(64)と文芸春秋(東京)に計2750万円の損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は植村氏の上告を退ける決定をした。請求を棄却した一、二審判決が確定した。

決定は11日付で裁判官5人全員一致の結論。判決によると、植村氏は1991年、元慰安婦と名乗り出た女性の証言を2本の記事にした。西岡氏は2012~14年に捏造と指摘する論文を発表、週刊文春も14年に西岡氏の発言を紹介した。

19年6月の東京地裁判決は、西岡氏と文春側が植村氏の社会的評価を低下させたとして名誉毀損を認めた。ただ、植村氏が女性への取材で「自分はだまされて従軍慰安婦になった」と聞きながら「日本軍により戦場に連行された」と報じたと認定。「意図的に事実と異なる記事を書いたと認められ、西岡氏の論文は重要な部分で真実性の証明がある」と判断し、論文などは公益を図る目的があったとして被告側の賠償責任を否定した。昨年3月の二審東京高裁判決も追認した。

植村氏は東京都内で記者会見し「通常の取材で書いた問題のない記事だと思っている。なぜこのような司法判断になるのか」と話した。西岡氏は「主張が認められたのは当然。今後は言論で論争できればと思う」、文芸春秋は「当然の決定だ」とのコメントを発表した。(田口博久)

■ 読売新聞オンライン

慰安婦報道巡る訴訟、元朝日記者・植村隆氏の敗訴確定 

朝日新聞社のいわゆる従軍慰安婦問題の報道を巡り、元朝日記者の植村隆氏(62)が、自身の執筆記事を「悪質な「捏造」」などと批判した西岡力・麗沢大客員教授の論文や週刊文春の記事は名誉毀損だとして、西岡教授と文春側に損害賠償と謝罪広告の掲載などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は11日付の決定で原告側の上告を棄却した。

記述の重要部分の真実性や真実相当性を認め、原告側の請求を棄却した1審・東京地裁と2審・東京高裁の判決が確定した。

■ 時事通信

元朝日記者の敗訴確定 慰安婦報道訴訟 最高裁

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210312-00000093-jij-soci

元朝日新聞記者の植村隆氏が、自身の従軍慰安婦問題に関する記事について「捏造報道」などと書かれ、名誉を毀損されたとして、研究者の西岡力氏と文芸春秋に損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は12日までに、植村氏側の上告を退ける決定をした。

11日付。植村氏の請求を棄却した一、二審判決が確定した。西岡氏は週刊文春などで、植村氏が1991年の新聞記事で元慰安婦の女性の経歴などを適切に報じなかったとし、「捏造記事と言っても過言ではない」などと批判。植村氏は名誉を傷つけられたとして、記事取り消しや慰謝料を求めていた。

一審東京地裁は2019年6月、植村氏は女性が日本軍に強制連行された認識がなかったのに「戦場に連行された」と報じたとし、「意図的に事実と異なる記事を書いた」と認定。「従軍慰安婦は国際的な問題となっており、(西岡氏の)表現の目的は公益を図ることにある」として、賠償責任を否定した。二審東京高裁も20年3月、地裁の判断を追認した。 

■産経ニュース

元朝日の植村隆氏、敗訴確定 慰安婦記事への批判めぐり

https://www.sankei.com/affairs/amp/210312/afr2103120016-a.html

「慰安婦記事を捏造した」などと指摘する記事や論文で名誉を傷つけられたとして、元朝日新聞記者の植村隆氏が、文芸春秋と麗澤大学の西岡力客員教授に損害賠償と謝罪記事の掲載などを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は植村氏の上告を退ける決定をした。11日付。植村氏の請求を棄却した1、2審判決が確定した。

判決によると、植村氏は平成3年、韓国の元慰安婦の証言を取り上げた2本の記事を執筆した。西岡氏は「捏造」と指摘する論文を発表し、週刊文春も26年、西岡氏の発言を取り上げて報じた。

1審東京地裁判決は、植村氏が取材で、女性がだまされて慰安婦になったと聞きながら「日本軍により戦場に連行され、慰安婦にさせられた」と報じたと認定。「意図的に事実と異なる記事を書いたと認められ、西岡氏の論文の記述は重要な部分について真実性の証明がある」と指摘した。論文や週刊誌報道には公益を図る目的があったとして、賠償責任を否定した。2審東京高裁判決も支持した。

(引用おわり)