2019年9月18日水曜日

札幌訴訟10月結審

札幌控訴審 第3回口頭弁論
10月10日(木)午後2時30分開廷、札幌高裁805号法廷 
この日で審理は終結する予定です
傍聴抽選は午後2時。傍聴は整理券の発行と抽選が予想されます。早めの来場をお願いします。

報告集会 弁護団+植村さんの報告+映画「標的」監督トーク
同日午後6時~8時30分 開場5時半 申込不要
札幌市教育文化会館4階講堂 中央区北1条西13丁目

映画「標的」監督トークと上映(短縮版)
映画「標的」は、理不尽なバッシングに毅然と立ち向かう主人公と支援者たちの姿を通して、自由で多様な言論が保障される社会の実現を強く訴えています
◆西嶋真司(にしじま・しんじ)監督 1981年RKB毎日放送入社。記者、ソウル特派員を経てディレクターに。反戦や人権をテーマにドキュメンタリー番組を数多く製作。2016年、映画「抗い〜記録作家 林えいだい」で第23回平和協同ジャーナリスト基金賞大賞、第35回日本映画復興奨励賞。2018年、「ドキュメント・アジア」設立。




植村さんはなぜ、「標的」にされたのか?

=2019年7月2日、控訴審第2回口頭弁論、植村隆氏の陳述から


私は櫻井さんから「標的」にされたのだと思います。当時、「挺身隊」という言葉を使ったのは、私だけではありません。北海道新聞の喜多さんを始め、金学順さんについて報じた読売新聞や東亜日報など日韓の記者達も書いています。金学順さん自身が、挺身隊だと言い、強制的に連行されたことを語っているのです。当時の産経新聞や読売新聞も「強制連行」という表現を使っています。しかし、私だけが「標的」にされ、すさまじいバッシングに巻き込まれました。
私は捏造記者ではありません。
この「植村捏造バッシング」は、私だけをバッシングしているのではありません。歴史に向き合おう、真実を伝えようというジャーナリズムの原点をバッシングしているのではないかと考えています。真実を伝えた記者が、「標的」になるような時代を、一刻も早く終わらせて欲しい。私の被害を司法の場で救済していただきたいと思います。札幌高裁におかれては、これまでの証拠や新しい証拠を検討していただき、歴史の検証に耐えうる公正な判決を出していただきたいと願っております。

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東京訴訟 第1回口頭弁論
10月29日(火)午前10時30分開廷、東京高裁101号法廷