2019年4月16日火曜日

高裁署名1万突破!

 札幌高裁あて 

公正な判決を求める署名に
賛同の声、1万3000筆


札幌高裁あての署名賛同数は、第1次締め切りの4月15日までに1万3000筆を超えました。このうち、北海道平和運動フォーラムの事務局が取りまとめた分(写真上)は、合計で12,012筆あります。大きな段ボール箱からあふれるほどの数です。
ことし1月に開始した署名は、同フォーラムの呼びかけで北海道の各市町村に広がりました。この数は予想をはるかに超えるものです。この数字のほかに、植村裁判を支える市民の会事務局が集会などでお願いした署名は現在集計中ですが、1000通を超える見通しです。合わせて1万3000通突破は確実です。
署名活動はこれからも続けます。みなさまから寄せられた声は、5月中に一括して札幌高裁に届ける予定です。

植村さんの名誉回復のたたかいへの支持と支援の広がりを実感させるとともに、植村さんと弁護団、支援者に大きな勇気と力を与えてくれる署名となりました。
署名に賛同していただいたみなさま、署名活動にお力を尽くしていただいたみなさま、ありがとうございました。心からお礼を申し上げます。
2019年4月16日
植村裁判を支える市民の会

※北海道平和運動フォーラムは、道内の官公労、民間・地区労組が中心となって構成する団体です。「戦争をさせない北海道委員会」や「さようなら原発、1000万人アクション北海道」と連携し、平和・護憲・脱原発・人権などをテーマに活動をしています。
こちら

署名文を再掲します。
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札幌高等裁判所御中

植村隆名誉毀損裁判控訴審に対する
公正な判決を求める署名

ジャーナリストを自称する櫻井よしこ氏は、元日本軍「慰安婦」について植村隆さんが執筆した朝日新聞記事を「捏造」と明確な裏付けもなく非難し続けました。
櫻井氏の主張は、日本の過去の過ちを否定するための標的探しにうごめく日本社会の劣情を呼び覚まし、植村さんは「捏造記者」のレッテルを張られ、ご家族ともども社会的、経済的に甚大な被害を被りました。
植村さんが櫻井氏らを相手に起こした名誉棄損訴訟(以下植村裁判)で、一審札幌地裁は2018119日、櫻井氏の不法行為を免責する判決を下しました。
櫻井氏の言説は、資料の誤読や勝手な思い込みに基づく杜撰なものであった上に、植村さんを含む当事者への直接取材を怠るというジャーナリストにあるまじき致命的な欠陥を持っていましたが、判決はその「真実相当性(記事は捏造であると信じてもやむを得ない理由があった)」を認定する不当なものでした。
植村裁判を引き継ぐ控訴審・札幌高裁におかれては、一審判決が認定した「真実相当性」がいま一度精緻に吟味され、後世の評価に耐えうる判決が下されることを求めます。
               

植村裁判を支える市民の会


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署名はこれからもできます。方法はこちら