2019年4月12日金曜日

5月10日に東京弁論再開!

裁判長交代せず、強引に再結審か
判決言い渡し期日も指定の公算?

中断していた東京訴訟の口頭弁論が5月10日(金)午後3時から東京地裁706号法廷で開かれることになりました。

東京訴訟は3月20日に予定されていた判決言い渡しが延期された後、裁判官忌避申し立ての即時抗告が東京高裁で却下されたため(同26)、最高裁への特別抗告と事態は進み、弁論は中断していました。一方、裁判所にも動きがあり、東京地裁でこの訴訟を担当する克也裁判長が4月1日付人事異動で東京高裁に、佐古剛裁判官(右陪席)が鹿児島地裁に転出したことが明らかになりました。この異動により裁判官は交代するものと植村弁護団は予想していました。ところが、裁判所からの連絡では、原裁判長ほか裁判官全員に変更はない、とのことです。
植村弁護団によると、どういう方法かはわかりませんが、裁判官は異動してもこの訴訟は引き続き担当し、交代はしない、ということになったようです。5月10日の期日には、2月に再開されたまま忌避申し立てで中断していた口頭弁論が再び結審され、判決日が指定されることが予想されます。
裁判所の2月以降の強引で性急な進め方からすると、判決文すでに原裁判長名でほぼ完成しているのかもしれません。だとすれば、言い渡し自体は別の裁判官による代読になったとしても判決内容はそのまま言い渡されることになるのではないか、と植村弁護団は警戒しています。