2019年8月23日金曜日

「標的」公開に向け


映画「標的」支援クラウドファンディング(CF)について、同映画の監督でありCFの起案者でもある西嶋真司さんから、報告とお礼のメッセージが寄せられました。



皆さま

ドキュメンタリー映画「標的」のクラウドファンディングが22日に締め切られました。当初の目標額を大きく上回る470万円あまりの支援が全国から寄せられました。現金書留で送られたものが未集計ですので、最終的な金額が分かるのは数日先になると思います。これも皆さまの力強い応援があったからこその結果だと思います。本当にありがとうございました。

多くの支援金が集まったことで映画を配給してくれる会社も決まりました。毎年、数多くのドキュメンタリー映画や自主制作映画が製作されますが、配給会社がつくのは、むしろ稀なケースです。全国公開に向けての頼もしい援軍を得ることができました。今後は植村裁判を支える市民の会の方々とともに「標的製作委員会」を立ち上げ、もし映画公開後に興行収入があれば(狸の皮算用で申し訳ありませんが)製作委員会を通して裁判支援のための活動資金に還元できる仕組みを構築したいと考えています。

これまで皆さま方から寄せられたご支援に恥じないよう中身のあるドキュメンタリー映画に仕上げ、現在の日本で起きている言論へのバッシングが如何に不当なものであるのかを一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。これからも引き続きご支援とご指導をお願いいたします。
 
2019年8月23日
西嶋真司(ドキュメント・アジア)