8月4日にスタートした植村さんの「全国講演ツアー2017夏」は、いよいよ大詰め。8月19日広島、20日岡山の講演会を終え、22日の愛知・蒲郡を残すだけとなりました。<訂正■昨21日付記事に日程の誤りがありました>
岡山市の岡山県立図書館(2階デジタル情報センター)で行った講演会「言論萎縮をぶっとばせ――バッシングからみえてきたこと」の会場アンケートをご紹介します。お名前、性別、年齢は略します。
▼貴重なお話しをありがとうございました! 私も「慰安婦はなかったんだ」と思うところでした、「朝日新聞だから間違っている」みたいな。そうではない。「慰安婦はいた」は事実ですし(元日本兵が証言している)、皇軍は侵略行為をしてしまった、そのことは忘れてはいけないと思う。
▼とてもよい講演会で、参加してよかったです。聞き取りやすくて、勉強になりました。
▼今日はお疲れさまでした。他から聞いていた話とは違い、真実のお話が聞けてとても勉強になりました。ありがとうございました。
▼権力に媚びたり、すり寄ったりする報道関係者も多い中で、脅迫や圧力に屈しない植村さんの反骨精神や、ジャーナリストとして真実を追求する使命感の強さには、ただただ敬服するばかりです。「売国奴」「国賊」などという言葉で、植村さんだけでなく、ご家族までバッシングしていた人々の行いが、全く理解できません。歴史の汚点ときちんと向き合い、反省すること、自国に対して批判すべきところはきちにと批判することこそが、真の愛国者がすべきことであり(ドイツ人の、ナチスやヒトラーに対する態度がいい例です)過去の過ちをなかったことにする、認めない、というのは単なる幼稚な自己愛、自己保身にしかすぎないと思います。共謀罪が施行され、テレビでも政権批判の部分はカットされ(←ネット情報)、言論委縮のムードがますます強くなっていますが、そのような状況で自分に何ができるのか…。せめて、メディア・リテラシーをしっかりと身に付け、情報をうのみにせず(操作されている可能性があるので)、常に自分の頭で物事を考え、疑問を持ち続ける姿勢を失わないでいきたいと思います。
▼2015年の日韓合意について、何故あれだけ韓国の人たちが反発するのかよくわからなかったのですが、植村さんのお話を聞いてよくわかるようになりました。中国や韓国の問題というのは、近くの国ですが、あまりよくわからないことが多いので、私ももっと勉強してみたいと思いました。それと卑劣なバッシングが今でも続いていると思いますが、是非絶対負けないで下さい。多くの方たちが、植村さんを応援しています。
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▼五十数年にわたって、欠かさず朝日新聞を購読していますが、最近、自主規制というか、委縮している感じを受けます(一時ほどではありませんが)。健全なジャーナリズムとしての「精確さ」は絶対必要ですが、私が朝日新聞に期待するのは「時代に先駆ける先進性」です(むずかしいでしょうが)。屈しない。闘い続ける植村さんを、心から尊敬し、応援します。ともにがんばりましょう!!
▼植村隆さんへ。つらい話を、話していただいて、ありがとうございます。 記事とは関係ない娘さんのことはつらいです。ともに生きていくために、正しい情報を手にして、アジアの人とつながっていきます。毎日を誠実に生き、自分さえよかったらいいという生き方をしない。これをしていると孤立するとアドラー心理学の本にありました。誠意をもって生きていく。
▼過去を正しく学び、認識し、慰安婦の方々に心からの謝罪をすることでしか、アジアの中での未来はない。平和と民主主義を守るために、いつでも力(微力 汗)が出せるようにアンテナを張り続けていこうと思います。今、青木理さんの「日本会議の正体」を読んでいます。 植村さん、応援しています! 今日は、よいお話しが聴けて、心が平穏です♡ ありがとうございました。
▼偏見や憎悪からくる人権侵害のこわさがすごく伝わってきました。それに負けないきぜんとした態度が大事であること、その姿勢(熱い思い)が植村さんから感じられました。ありがとうございました。
▼植村バッシングの(他のいろいろな所への)根っこは「歴史をねじまげようとする考えの人々」なのですね。そのことがよくわかりました。安倍総理の考えはやはり危険だとあらためて認識しました。歴史の事実を日本の若者にきちんと伝えることが大切。意識してそのことにとりくみたいと思います。
講演会場で植村さんと参加者のみなさん |