2017年3月19日日曜日

TV&講演お知らせ

緊急のお知らせ◆植村裁判札幌訴訟の共同代表のひとり、崔善愛さん(ピアニスト)のこころの軌跡を追ったドキュメンタリー番組が北海道地区で放映されます。
また、東京訴訟の弁護団に加わっている海渡雄一弁護士が、北海道平和フォーラム主催の憲法講座で「共謀罪」の問題点について講演をします。


■海渡雄一弁護士講演
3月24日(金)午後6時から、北海道自治労会館5階大ホール(北区北6西7)、申し込み不要、無料
演題:テロ等組織犯罪準備罪(共謀罪)の問題点
主催:北海道平和フォーラム
http://peace-forum.org/article-4298.html
海渡雄一(かいど・ゆういち)さん=弁護士として長年、原発・公害訴訟や人権、憲法、平和を守る運動の先頭に立ち、植村裁判東京訴訟でも第1回口頭弁論から出廷しています





■ドキュメンタリー傑作選「十字架とショパン」
北海道放送(HBC)3月20日(月)2時05分~2時35分=放映終了
<番組詳細> 
ピアニストの崔善愛さん(57)は、かつて指紋押捺を拒否したことから再入国許可を受けられず、特別永住者の資格を奪われた。留学先のアメリカから帰国で きない不安の中で、崔善愛さんはショパンの音楽に心を揺さぶられた。帝政ロシアの弾圧から逃れるために祖国を離れたショパンの悲しみが、朝鮮戦争の混乱を逃 れて来日した父親の思いに重なった。
善愛さんの父親は在日韓国人・朝鮮人の人権運動に半生を捧げた故・崔昌華牧師。一人ひとりに付けられた名前は人間の尊厳の基礎であり、在日の人々の名前の読 みを当時慣例だった日本語読みから韓国・朝鮮語読みに変えるように訴えた。 
今もヘイトスピーチがやまない日本社会の中で、在日であることを隠し続ける人も少なくない。善愛さんは在日として生きることに苦悩しながらも日本人の良心を信じる。「日本が私を育ててくれて、信じられる人に出会えた。厳しい歴史や現実があってもなお、生きて行きたい国だとわかりました」穏やかな語り口の中に、日本人に対する厳しい問いかけが込められている。=プロデューサー西嶋真司(RKB ) 
http://www.tbs.co.jp/houtama/last/170305.html